ECHOES 1986年発売の HEART EDGE です。初期傑作でもある86年発表の2作目。独特な雰囲気をもつエコーズ・サウンドは、時が経っても色あせることのない感動を与えてくれる。全作詞・作曲を辻仁成が手がけた力作だ。冒頭、エコー&ザ・バニーメンの名曲「ザ・カッター」に似た、凍てついたサウンドが印象的な「カッティング・エッジ」が心に残るECHOESのセカンド・アルバム。行き先を必死に模索する現代の若者の気持ちが、歌詞からひしひしと伝わってくる。ECHOES(エコーズ)は、現在は作家としても活動中の辻仁成を中心に結成されたロックバンド。1981年結成。1985年にCBSソニーよりアルバム『WELCOME TO THE LOST CHILD CLUB』でデビューした。9枚のオリジナルアルバムを残し、1991年に解散した。2000年にフジテレビ系列で放送された辻仁成脚本のテレビドラマ「愛をください」の主題歌として「ZOO」が使用され、再び大ヒットした。同年12月28日には、日本武道館にて一夜限りの再結成ライブを行った。 2011年3月11日の東日本大震災後、ファンからの復活の声に応え再始動を行い再解散宣言せずに今に至る。当時日本では誰もやっていなかった、U2やエコー&ザ・バニーメンといったニュー・ウェイヴの洋楽の音を取り入れた最初期のバンドのひとつ。特に初期の楽曲のテイストはポリスを彷彿とさせる、クールなサウンドが多い。また前期はシニカルで散文詩的な歌詞が多く、いじめ、家庭崩壊、コンピューターネットワークでしかコミュニケーションの取れない子供たち等、重いテーマが多かった。後に辻自身「楽曲の完成度とは別にオーディエンスとの一体感を得るには難があった」旨の見解を示している。後期はシニカルな視線はそのままに、熱いメッセージ性を織り込んだ作風となる。01カッティング・エッジ02アフター・スクール・コミュニケーション03メモリアル・パークのチャーリー・ブラウン04ユースクエイカーズ05天秤にかけた地球儀06ブルー・マンデー07スクラップ・アンド・ビルド08ステラ09ハミング・バード・ランド10最終出口ジャケット、歌詞カード、レコード、全て状態良好です。品としてのご理解をお願いいたします。よろしくお願いいたします